X-TRA400 期限オーバー
特に撮影欲もなく(鉄道は)、ブログも触らないまま8か月が過ぎた。
とっくに学校を卒業、現場系の仕事に就いた。んでもって長い文章を書くことが無くなったのでだいぶ語彙力というか書き綴るのに必要な何かしらの要素が消えた。
このまま何もしないのもアレだし生存報告として筆をとるとしようか。
てなわけで自宅の床下収納でミイラになられたX-TRA400の写真でも貼り付けようかと
群馬県立館林美術館
Canon EOS7+SIGMA135/1.8+FUJIFILM X-TRA400
多分まる一年ぶりくらいのフィルム一眼だったのかな。
丁度一年前にEOS R6とかいう化け物ミラーレスが来てからほとんどデジイチすら触ってない体にいきなりフィルム一眼、時代が進んだからこそ成せる暴挙とでも言いますか。
Canon EOS7+SIGMA135/1.8+FUJIFILM X-TRA400
今更ながら今年の初め、シグマの135mm単焦点を買ったのだが、これがまた素晴らしくてやみつきになるというか、撮るだけでなんか快感を伴うレンズで
時間差で購入報告して初手でフィルム写真のをたたきつけるのはどうかしていると思うが、光学補正ができないフィルム写真で歪みのない端正な描写を落とし込められる
の、たまらなく時代が生んだ特権を手にできてる感じがして幸せなのですよ。
Canon EOS7+SIGMA135/1.8+FUJIFILM X-TRA400
カンカンに晴れてるのにISOが400、1/4000までしかシャッター切れなくて、んでもって開放F1.8のレンズなもんだから絞らざるを得ないんだよな
勿体ないけど、現像してみてみたら開放でAFがおばかさんになってたのでこれでもまあいいのかなと。
Canon EOS7+SIGMA135/1.8+FUJIFILM X-TRA400
尻。
ちと話が逸れるが
SIGMA135mmをココまで持ち上げといてデジタルの写真を出さないのもおかしいから...
3枚とも Canon EOS R6+SIGMA135mm/1.8
伝わらなかったら申し訳ない、だけどこの空間を含めた緻密な表現、漂う空気感をたっぷりと含浸した、しっとりとしつつもあっさりとした描写。適当な語が出てこないので「言葉にしたいこと」を写真から感じ取って頂けたら幸いです。
個人的には少し特別なレンズじゃないのかなと思っていたり。
柔らかく、時には硬く、幅の利かせられて、面白い画角の単焦点
少なくとも「一本持っておいても損はない」と思う。
話を元に戻す。
レンズを変えてEF50mmF1.8Ⅲ
写りに関して特にこれといったものはないが、しいて言うならどことなく懐かしさが出てくるような感じになるなと思った。
Canon EOS7+EF50mmF1.8Ⅲ+FUJIFILM X-TRA400
久々にフィルムで撮ってて、意外とハイライトに強いなと思ったのだがこれは気のせいだろうか。シャドウ部の表現を少し優先してたので、ハイライトのとこはダメかなと思ったのだが、意外と光源付近の描写が残ってて少し意外だった。
Canon EOS7+EF50mmF1.8Ⅲ+FUJIFILM X-TRA400
最新機をずっと弄ってた上に、本当に久々のフィルム写真だったのでいい気分転換になったかな。
R6とEOS7、歳の差が20年弱もあるが、なぜか寸法と重量がほぼ変わらないので(フィルム一眼はデジタル一眼のセンサー部が無いので奥行がコンパクト、ミラーレス一眼はミラー機構が無いのでコンパクト)振り回す分には何も違和感がなかった。
ただ、操作系や機能面、そしてフィルムという記録媒体という面では時代を感じざるを得なく、ミラーレスを手にした自分がいかにカメラに助けられていたか、いかに何も考えずに(語弊アリ)シャッターを切ってたのか思い知らされた。
フィルムで写真の原点に。そんな日もあるべきかな。